おかゆのゲームブログ🎮

乙女ゲームのプレイ記録を書いていきます〜

時アポ プレイ感想⚠️ネタバレ有り

 

ご注意⚠️

ネタバレ有り有り、かなり辛辣な言葉があり、後半はほぼ妄想です… 。

 

 

 

時計仕掛けのアポカリプス、フルコンしました〜!長いし辛いし難しい…けど展開が気になっちゃう、スパルタコーチ(?)みたいなゲーム😭 精神的に鍛えられた気がします…。

 

🌟時アポ攻略順

ルデル→クアト→リアン→ジル→ユナカ→真相

 

正直、ルデルとクアト√を回収した時点では失敗したな…と思いました。先がどうなるのか気になるけれどキャラには萌えられず、ヒロインは恐ろしいことを淡々とやる…展開も後から後から知らない事実が出てきて、これじゃ推理もしようがないじゃん、とイライラしながらプレイしました。

特に、未来を変える為とは言え優しいリアンを刃物で脅したラチアにはだいぶ引いてしまいました。

 

2人攻略した時点で、どちらのルートでも基本優しくて協力的だったリアンに好印象を持っていました。なので3人目のリアン√では、彼はどこまで面倒見が良くて優しいのか…と癒されつつプレイできました。彼は嘘を吐くし終盤は少し病みますが、これまでの彼を見てきたので許せました。私は優しい故に嘘を吐いちゃうM男が好みだなと再確認できました。確かラチアも、リアンにマゾって言ってたはず。リアン√のラチアはしっかり引っ張っていくタイプで、あまり突飛な行動をしなかったので好きでした。

 

そして4人目、ジルルート…。私はジルが苦手でした😞 いくら助けようとしたから、人の気持ちがわからなかったから、とは言え、詳しい説明もなく彼女を箱の外の存在にしたジルが許せませんでした。BADで彼女の棺から離れないジル、真相でガネットが回避したかったのはこの√かなと思いましたが、私はそこまでジルが不幸だとは思いませんでした。いきなり大切な人たちと違う存在にされた彼女の気持ちが分かった?みたいな気持ちがあったのかもしれません。

ただ、このルートのラチアが私はとても好きでした。絶望の淵にいながら、髪を切り颯爽と未来を切り開こうとする彼女に感動しました。ショートヘアと黒いチョーカーなどの衣装も似合っていて、話し方もクールで好きです。お花ラチアのホワホワした話し方が最初は苦手だったのもあります。

 

5人目、ユナカルート。このルートで萌えなければこのゲームをやった意味がないのでは?とかなり期待して挑みました。しかし、ユナカルートで彼よりもハマったのはルデルでした。ユナカルートか真相か忘れましたが、指導役は結婚できないことを初めて知って、だからルデルはラチアのことを恋愛対象として見てこなかったのかな、と思うと彼が愛しくなりました。小さい頃からずっと一緒にいる女の子、思春期に意識しなかったはずないと思います。でも自分には指導役候補と言う立場があるしラチアとユナカは誰よりも大切な幼馴染み、だから無意識かもですが心にストップをかけた、とか妄想しました。なぜルデル√でもっと彼の心情を掘り下げなかったのか、不満です…。ユナカの気持ちを知って応援していたルデルなら、自分の恋を自覚したときとラチアの気持ちを知ったときに葛藤があったはずでは、と思いました。

 

真相エンドを終えて、私は天使ラチアがガネットと行くラストではガネットは天使ラチアを消せないのでは、と考えています。ジルの言う通りラチアを吸収するのを待って、次の歴史の狭間?まで行くと言っていましたが、その後も彼女を記録係にするなどしてそのままに留めたのではないかと思います。これは、もう一つのエンド、お花ラチアがガネットと行くエンドも見て思ったことでした。いつからかは分かりませんが、ガネットはラチアたちに絆されていたのだろうな、と思っています。

 

真相のもう一つのエンド、お花ラチアがガネットと行くエンドへは、

・ユナカ→ルデルを探しにラチアより先に家を出る選択

・ラチア→最後にクリノさんに会いに行く選択

をして、さらにお花ラチアが自分から天使ラチアの代わりになると言わなければ辿り着けません。(確か…)

自分たちよりも周りの幸せを大切にする2人だと感じました。だからこそ、お花ラチアがユナカと別れるシーンは胸が痛かったです。

でも、ガネットのラチアへの異常な優しさと甘さから、彼がジル√で考えていると言っていた、彼の求める未来にはお花ラチアが必要だったんだと思いました。観測者としてずっと見てきた彼女に側にいて欲しくなった、だから余計なことを言ってしまったんですね。また、ジルと天使ラチアに特別な感情を持っていたことも嘘ではないと思いました。ジルとラチアが170年離れるとジルが苦しむことを知って、ラチアが繰り返しを放棄する√へ、しかしそこでラチアが死に、もっと苦しむジルを見てもうその未来は見たくない、だからお花ラチアに天使ラチアを箱の人形として残してもらい、自分と来て欲しい。

大切な人を幸せにしたいし、独りは嫌で好きな人には側にいて欲しい。ガネットが人間らしくて、ラチアに対して言った、できることは何でもする、と言う声が優しくて切なくて泣けました。ラチアも果てしない時間の中でいつか彼に惹かれていくような気がします。本当は彼は、誰も苦しむことがないように箱を渡し未来を変えるよう促し続けているのかもしれない、その優しさは、ガネットと行くと決めたお花ラチアと似ていると思いました。

 

時アポ、設定やラスト、途中の仕掛けはとても好みだし、しっかり考えて作られた作品だと思ったのですが、ライターさんは細かい心理描写を書くのが苦手(または意図的に書かない)、そして倫理観が私と合わないなと感じました。(かなり失礼だと自覚してます、好きな方は本当にすいません💦)

シャレマニは一部辛いところもありつつ楽しめたので安心して購入したんですけどね…😓

私が基本、かなりヒロイン寄りの見方だからかもしれません…ヒロインはほぼ推すし、推しを甘やかしたいと思ってしまいます。

 

推しは圧倒的に天使ラチアちゃんです。彼女と出会えて良かった…。

その他で好きなところは、ルデルとアンバーの関係、リアンの優しさ、リアンクアトアンバーで呑んでいるところ、ガネットの心の変容(妄想)でした。

 

あと、もし18禁だったら幼馴染3人√とかあったのかな、と妄想すると最高でした…🤤