おかゆのゲームブログ🎮

乙女ゲームのプレイ記録を書いていきます〜

明治活劇 ハイカラ流星組 プレイ感想②

イカラ、攻略対象キャラクターについての感想です。

 

私の攻略順は、

楓花ちゃん→賢さん→銀さん→久史くん→徳さん、の順番でクリアしました。

 

●楓花ちゃんルート

楓花ちゃんと双子の優花ちゃん、けいちゃんの三人の絡みがかわいくて、そこをもっと見たくて最初に選びました。

個別では楓花ちゃんのお家の事情もあり、三人でずっと楽しく…とは行きませんでしたが、優花ちゃんの存在に助けられる場面もありました。彼女は破天荒なところもありますが決断力があり、見ていて気持ちが良いです。

 

楓花ちゃんは、歳が主人公よりも一つ下(確か)なのにすごい重圧を抱えて生きているからか、情緒が不安定なのか?と思う場面もありました。

女の子同士と思っているが故の美味しいシーンもあったのに、不安定なところばかり覚えていて残念です…。最終的には素晴らしい成長を見せるのですが、もっと早く殻を破って欲しかったと言う気持ちがありました。

 

●賢さんルート

共通ルートで優しく頼り甲斐があると感じ、気になって二番目に選びました。

過去の恩があるからか、けいちゃんにとても優しいです。他のキャラは無愛想だったりツンだったりするので、賢さんがいると安心できました。

しかし、個別では期待を裏切り、余裕の無い賢さんが登場しました…。共通の彼は何処…。

彼は生まれた環境のせいで、基本的に人を信用できません。自分が信用してないので、割と平気で嘘をつきます。(でも主人公には信じて、と何度も言う)

楓花ちゃんと同じく追い込まれると情緒不安定になり、けいちゃんに辛い態度を取るので、引っ叩きたくなりました。ハッピーエンドも彼の思い通りになったと思うとモヤモヤ…。ハイカラにはバッドエンドが基本的に無いのですが、彼のルートにはあって欲しかったと感じました。

 

こんなに気に入らないモヤモヤルートなのに、何故か賢さんに惹かれる自分がいます…。

きっと私は彼のギャップに惹かれたんだろうな、と思っています。

周りから見ると器用で上手く生きていくタイプなのに、深く関わられることに慣れていなくて動揺して、不安定になって、完璧な仮面が剥がれてしまう…。かわいい人です。

けいちゃんの幸せを思うと複雑ですが、結局私は彼にも幸せでいて欲しいです。

 

●銀さんルート

情緒不安定組で疲れているところで選んだ銀さんルートです。

銀さんは友人の常良さん(常に良い仕事する)の口ぶりや態度で、けいちゃんの事が好きなのがバレバレなので可哀想だな…と思っていました。

しかし共通でも美味しいシーンが多いのは常良さんのおかげか、銀さんのラックが強いのか…。

彼は頭が良く、基本落ち着いているので安心できました。良い大人がうじうじするな〜!と言いたくなる場面もありますが、そこはなんと、長屋のみんなのお母さん、トミさんが代弁してくれたので良かったです。

銀さんは普段着ている着物?羽織?よりも、夜会での服装や流星組の衣装がとてもかっこいいです。夜会でのあるシーンでは、このゲームで一番ドキドキしてしまいました…。徳さんとのバチバチも、とっても美味しいです。

 

●久史くん

ムッツリと予想して楽しみにしていた久史くん、私は彼のルートが一番好きです。

彼はムッツリでは無くエロ眼鏡でした。

こんなに分かりづらいツンデレ、滅多にいないと思うので逆に良いです…。

けいちゃんは鈍いと思いますが、見ている私でも彼のアプローチ?は分かりにくくて、終盤になってやっと、あれはアピールしてたのか…と思うようになりました。

個別ルートでは割と押してくるのですが、彼のあるエピソードを知らないと、ただの思春期のエロ眼鏡だと思ってしまいます。

でも基本的にけいちゃんを守ろうと行動を共にしてくれるので、個別ルートでは彼が一番好印象でした。

 

●徳さんルート

制限ばりばりついていた徳さんです。

本当は久史くんの前にやりたかった…。

銀さんルートで驚きの行動を見せた徳さん…。

彼もけいちゃんに並々ならぬ気持ちを抱いているのですが、ラスボスが立ちはだかります。

4人攻略した時点で、真相はだいたい分かってしまうのですが、徳さんの生い立ちなどが分かって初めて、本当の流星組を知ることになるのかもしれません。黒幕にも意外な過去があり、そこは驚きました。昔の流星組のスチル、とってもカッコ良いです。

徳さんはある人に対する思いに縛られており、秘密が多く大切なことは言わないのですが、けいちゃんには信じて欲しい、と言います。

賢さんか…?と思ってしまいました。

また、他ルートであるキャラにした仕打ちや、自身のルートで主人公に向けた行動も許せないものがありました。

ハッピーエンドも手放しでは喜べないかな、と言う感想です。

彼のみ、もう一方のエンドは他エンドよりも悲しいものでした。納得はできませんが、とても美しいスチルなので、けいちゃんの彼を解放したい、と言う思いを感じて切なくなりました。

 

全てプレイして、私の一推しカプは久史くんとけいちゃん、推しキャラは賢さんでした。

 

複雑な感情になるエンドもありましたが、けいちゃんや濃いキャラクターたちを見守り過ごす時間は楽しかったです。

綺麗で強く、綻びのないキャラクターは良いですが、賢さんのような綻びだらけのキャラクターは記憶に残りますし、この後も自分の中でたくさん想像して楽しもうと思います。

賢さんのメリバが欲しかったなぁ…。